メモ: Online Algorithms in High-Frequency Trading

Online Algorithms in High-frequency Trading – ACM Queue
http://queue.acm.org/detail.cfm?id=2534976

内容としては、HFTで用いられているone-pass algorithmsというものの紹介。
HFTで使われている一般的な方法を、私は全く知らないのでこの記事の内容が正しいのかどうかはわからないですが。

NYSEでは1秒間に215,000回もクオートが更新されるらしく、それを適切にインプットしてトレードのための意思決定を行なわなければならない。かつ、それらを高速に処理する必要がある。

そのためには以下の計算が主に重要だとか。
・時系列平均のオンライン推定
・ボラティリティのオンライン推定
・単回帰の回帰推定のオンライン推定

日次データを元に計算するというタイムスケールではなく、マイクロ秒ごと(かは知らんが)に計算する必要があるので、過去データをいちいち読みに行ってはメモリが足らんし計算も遅いぞなもしとのことで、再帰的に計算できるように通常の移動平均などの計算式を少し変えておりますな。
また、メモリ上に保存する値も最小限にすると。
再帰的に計算できるようにすることで、過去データの情報は全て1つの値に集約させているというイメージですな。

HFTが具体的にどうやって実装されているのか情報が中々手にはいらないので、たとえ古い情報であったとしてもなかなか参考になるお話ということでした。

まあ最近は
高頻度取引事業が表舞台に-米バーチュがIPO申請 – Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N2AQC16JTSF201.html

高頻度トレーディングをNY州が調査、不当な優位性が焦点 – Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N2MZ8J6K50YJ01.html

といったお話もあり時々ニュースにもなるHFT業界ということで。
FOMCステートメント発表の数秒前に米債だか為替が反応するとかいうこともあるとかないとかw

参考

Online Algorithms in High-frequency Trading – ACM Queue
http://queue.acm.org/detail.cfm?id=2534976

HFT における Online one-pass algorithm – Sparsegraph DotCom
http://i.ho.lc/blog/2014/03/online-onepass-algorithm-in-hft/